三陸沿岸地域の「海」が本当の意味で甦るには少し時間がかかりそう。
SZPメンバーのつながりから、気仙沼大島を支援することになりました。
それは特産物である椿を使った観光復興プログラムです。
椿と言えば、都はるみさんの「あんこ椿」。調べてみたら、伊豆大島の方言で目上の女性の敬称をあんこって言うそうな。姉御がなまった言葉のよう。
伊豆大島も椿が特産なのですが、こちら宮城の気仙沼大島もそうなのです。
でもまだまだ知名度は低い。
毎年気仙沼大島椿マラソン、というのが開催されていたのですが、その開催も危ぶまれているのが現状です。
そんな中、まずは被災で下刈り作業もままならないという現状を踏まえ、下見打合せを経て、総勢53名でやってきました。
作業内容は、椿畑や観光スポットの草刈作業。
伸び放題の夏草も、人海戦術により、あっという間にきれいになりました。
作業終了後は、気仙沼ホルモンをいただきながら、島の人たちの話を聞きました。
この日の亀山からの眺めは格別なものがありました。
遠く金華山までクッキリ(写真の三角形の島)。
道中、民宿椿荘のご主人村上さんから3.11とそれ以降の話を伺い、参加者一同涙に目を腫らしました。
左が椿荘の村上さん、右が椿畑所有者の小野寺師匠
第2弾として、10月に1泊で椿畑の整備ツアーを予定しています。
大島の災害復旧・復興に関わっている団体は、これまでほとんどが県外の団体なのだそうです。
災害対策本部長白幡さんは、「仙台の人たちが関わってくれるのはとても心強い」とおっしゃってくれました。
よし、やるべ!