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コラムで見つけた ちょっといい話 その6
■◇■ どうせやるなら ■◇■
やる気は、人の行動に大きく影響を及ぼします。
グルメ情報サイトを運営する、株式会社ぐるなびの滝久雄会長。
若い頃からの信条の一つが、「やらなければならないことは、やりたいことにしよう」です。
「どうせやるなら前向きにやろう」という心で仕事に向き合ううちに、嫌いな仕事がなくなり、「仕事が趣味」を自認するようにまでなったと氏は言います。
職場では通常、仕事の選り好みはできません。
与えられた仕事が好きでなければ、その仕事は「やらなければならない義務的なこと」となり、取りかかる意欲も効率も低下するでしょう。
一方、「これはやりたかった仕事だ」と思い切ったならば、少なくとも「やらなければならない」という後ろ向きの状態にはなりません。
やらされる感がなくなれば、意欲も効率も上がるものです。
本日の仕事に向き合う前に、「これは私の好きな仕事だ」と心に言い聞かせて仕事に向かいましょう。
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常に前向きに仕事をしているつもりでしたが、実は苦手である単純作業や繰り返しの仕事となると、ぐーんと能率が下がっていることに気がつきました。
やりたかった仕事、と思うだけでなく、例えばベストスピードを目指すとか、別の視点からその仕事を意味づけするなど、工夫を凝らすことによって、同じ仕事もまったく違ったものになり得ますね。
■◇■ 未見の我(みけんのわれ) ■◇■
戦前は栃木・岡山県知事などを歴任し、戦後は詩人として活躍した安積得也(あずみとくや)氏の有名な詩に、「未見の我」があります。
その一節、「自分には自分の知らない自分がある強くして能あり 清くして正大なり 現在の我とは比較にもならぬ 未来相の我だ」は、誰もがその人固有の秘めた無限の可能性があると語っています。
人は、厳しい現実に直面した際、「自分には乗り越えられるはずがない」と意気消沈してしまいます。
「自分は○○な人間だ」と殻に閉じこもり、さらに状況を悪化させてしまう場合があります。しかし、波風の少ない人生ばかりを送っていては、新しい自己を見いだすことはできません。
「自分の基準」を超える苦しく厳しい状況に遭遇してこそ、新たな境地を知り得るのではないでしょうか。
苦境の時こそ、隠れた新しい自己が目覚める時と前向きに受け止めましょう。
持てる力を惜しみなく発揮して、新しい自分への脱皮を図りたいものです。
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今、まさに日本全体が未曽有の災害を背負い、天から新生日本づくりという宿題を出されているような気がしています。
自分ができることは何か?やるべきことは何か?
これまでの延長線にはない答えも探りつつ、これまで以上に足元を深く見つめ、深く掘り下げる覚悟です。
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逆境でも夢をあきらめない古市プロが体験を語る!
1995年の阪神大震災で被災し全財産を失いながら、還暦でプロゴルファーになるという夢をかなえた古市忠夫さん。
70歳の現在も現役プロとして活躍中。同時に地元消防の指導や、一人暮らしのお年よりが集う「ふれあい喫茶」の運営など、地域住民の一人であることも常に心がけています。
古市さんの実話をもとにした映画「ありがとう」(赤井英和・ 田中好子・薬師丸ひろ子)もおススメです(TSUTAYAやGEOなどでレンタルもされています)。
《 日 時 》 8月31日(水)19:00~20:40
《 場 所 》 フォレスト仙台2Fホール(青葉区柏木1-2-45)
《 参加費 》 一般2000円 学生無料
《 主 催 》 仙台広瀬倫理法人会 《 後援 》 県教委、市教委
《 申込問 》 壱岐産業長谷川嘉宏まで 090-3640-9746
hamokomi@w2.dion.ne.jp
■◇■ 編集後記 ■◇■
震災復興に大きなインパクトを与えている「市民ファンド」。
まさに21世紀型のとてもおもしろい仕組みだなぁ、と感じています。
投資者が投資した会社のファンになる、っていう側面もすばらしい!現在、南三陸町の友人が申請中。復興のスピードが断然違ってきます。
うまくいくことを願っています。