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「点」の出会いを、「線」から「面」へ
中村文昭さんをご存知でしょうか? 「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」等の著書も著している若手実業家(レストラン・ウェディング事業)であり、繁盛講演家でもあります。
先日の仙台での講演会は40泊41日という全国連続講演会の30日目でした。笑いあり、涙ありのエピソードは “超” 盛りだくさん。要約すると味気なくなってしまいますが、キーワードは「本気」と「素直」だと感じました。
氏のモットーは、①すぐに(0.2秒)返事をする ②人間関係は頼み頼まれるコト。頼まれゴトは試されゴト。頼まれゴトには相手の予想を超えビックリさせる ③できない理由を探さない ④「そのうち」は禁
そして、表題の通り楽しみながらご縁を広げていっているのです。今ではいただく年賀状がみかん箱2箱半になるそうです。
そんな氏の出会いづくりの一つが新幹線での小銭バラマキ作戦や足踏んづけ作戦です。人はきっかけもなく見知らぬ人と話し始めることはなかなかないものですね。氏はわざと小銭を落として隣の席の人に拾ってもらい、そこから会話を始め、駅を降りた直後にその人にハガキを書き、投函するのだそうです。この方法が出会いの点を線に変え、さらに新しい出会いを呼んで面につながり、現在に至っているということです。
中村さんには遠く及びませんが、私もなるべくハガキや手紙を書くようにしています。電話やFAX、メールなど便利なコミュニケーションツールがいっぱいあるからこそ、思いを込めながら綴ることのできるこのスローな媒体の良さが生きると思うからです。
ハモコミ通信2006.5
2006.05.01:壱岐産業:[事務局ノート]