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私の夢
先日、渋沢栄一氏の夢七訓というのを久しぶりに聞きました。そして改めて自分の夢について考えました。私の大きな夢はとりあえずおいておいて、手近に叶えたいものをお伝えしようと思います。手近とはいいながら、すでに10年間あたためてきたものです。
それは、母校(黒松小学校)に“象”を呼んでくること。
ゾウさんが自分の母校の校庭を自由に歩き回っている様子を想像してみてください。こんな愉快なこと、ないでしょう?
10年前、とあるイベントを企画していたときのこと。人集めをどうしようか、という話し合いの中で、冗談でゾウさんでも連れてこようか? となぜか口から出てきたのです。そのときは笑われて終わったのですが、自分の中では面白いと思い、いろいろ調べました。
CMやテレビ出演用の飼い慣らされたゾウさんを飼っているところが千葉県市原市にあること(映画『星になった少年』に出てくるナンディという象もここの所属)、1日のレンタル料、運搬費等で250万くらいかかること、宮城県の危険動物には指定されていないこと。
ゾウさんとできること。人を背中に乗せて歩いたり、子ども50人と綱引きをしたり、鼻にぶら下がったり、サッカーをしたり・・・。もちろん餌をあげたり、記念撮影もできる。うんちを肥料にしてゾウの花壇を作るのも面白いなぁ・・・。背中に乗るための抽選券は、地元商店街で買い物をしたときに補助券がもらえるようにすれば、商店街の活性化にもなるぞ。これを仕切るためには多くの地元の人たちの協力が必要だから、おやじの会をつくっちゃおう! 夢は広がるばかりでした。
ちょうど翌年が小学校の30周年というタイミングだったこともあり、PTA会長に直訴して記念事業検討委員会でこの企画を熱っぽく語りました。結果は?
「おおっ、それは面白いね。ぜひやりましょう!」という顔が半分、「そんなのをやることになったら大変だから、やめてくれ」という顔が半分。PTAは有志ではなく、半分義務的に集まった集団なので、無理もありません。ということで、10年前は有志のおやじの会をつくっただけで終わりました。
10年前が30周年ということは、来年40周年です。弊社も25周年。いいタイミングです! 今回は、うちの小学校だけじゃなく、12校分のスポンサーを募って午前・午後1日2回 『1週間のゾウさん巡業』 という計画を練っています。来年、仙台にゾウさん旋風が巻き起こるか、乞うご期待!!
せっかくなので、渋沢栄一氏の夢七訓を記します。
夢なき者は 理想なし 理想なき者は 信念なし 信念なき者は 計画なし 計画なき者は 実行なし 実行なき者は 成果なし 成果なき者は 幸福なし 故に 幸福を求める者は 夢なかるべからず
ハモコミ通信2008年9月号
2008.09.01:壱岐産業:[事務局ノート]