甲子(きのえね)の大黒さま
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四諦の教え
お釈迦様の悟りをまとめた四諦(したい)という教えがあります。これはお釈迦様の初めての説法である初転法輪の際に説かれた教えなのだそうです。この四諦は苦諦(くたい)・集諦(じったい)・滅諦(めったい)・道諦(どうたい)の四つの真理を説いた教えです。
苦諦とは、人間の生活には様々な不安があり悩みがあり不満もあれば怒ることもある、それが偽りのない人の生活なんですよ。
生きることには必ず苦しみが伴いますよという教えです。
では何故、苦しみが伴うのかといえば、それが次の集諦です。人間の生活に苦しみが伴うのは、私達が煩悩を抱えているからであるというのです。
煩悩が苦しみとなって毎日の生活に溢れているという
、人間の苦しみの根源をあかしたのが集諦の教えなのです。
では、どうすればいいのかといえば、それが滅諦なのです。お釈迦様の悟りとは煩悩を滅した境地であるというのです。
煩悩がなくなったからこそ、苦しみが生まれなくなるのだ。
それが悟りであるという真理が滅諦です。では、具体的にはどうすればいいのかといえば、
苦しみの根源である煩悩を滅するためには善行を積みなさい
と教えていらっしゃいます。それが最後の道諦という真理なのです。仏教の教えとは突き詰めていけば
「善い人になりなさい」
と一言に尽きるのではないかと思っています。
人間は誰しも幸せを求めます。その願いに答え仏教では人間が幸せになるためには善い人になりなさいと教えているのです。どうして、相手を思いやらなければならないのか。どうして、人に迷惑をかけてはいけないのか。どうして、悪いことをしてはいけないのか。その問いに対して仏教では、自分が幸せになるために必要なことなんですよと教えているのです。善行という難しい言葉を使うと、なんだか難しいことをしなければならないような気になってしまいますが。
善行とは家族や友人を思いやる日々の心がけが具体的な形となって現れたのが善行なのではないかと思うのです。
誰かを思う気持ちを大切にして幸せになりたいと思います。
今日の写真
冷たい雨に耐える蕾です。もう少しで花が咲きそうです。「もう少し、頑張れ」と声をかけたくなります。人間も生活に溢れる苦しみに耐えながら善行を積み、幸せの花を咲かせたいものです。
2007.06.04:
hs-1119
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