甲子(きのえね)の大黒さま

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 みんなの楽しそうな笑いが理解できない、みんなとの団体行動に違和感を感じてしまう、しかしそれを口には出さずにみんなに合わせてしまうということは、誰もが経験することなのかもしれません。自分だけが普通とは違う異質なものを持っている、みんなについていけない共感できないと悩むこともあるのかもしれません。
 

 そんな時、人は自分を圧し殺す必要のない自分が自分でいられる場所や異質なものを共感し合える仲間を求めようとするのかもしれません。ですが、私は自分の中にある異質なものとは趣味や価値感よりも、もっと深いところにある持って生まれた孤独感なのではないかと思うのです。
 

 普段はそんな違和感と折り合いをつけながら生活しているものです。しかし、人は自分の中にある違和感を強く意識させられると、普通の生活についていけないというコンプレックスに苦しめられます。そんな自分を守るために日常生活を遮断したくなることもあるでしょう。端から見れば普通の生活、されどその人にしか分からない疎外感をみんなが持っているのだと思うのです。
 

 私は疎外感を感じるのもコンプレックスを感じるのも、分かり合いたいという気持ちを持っているからなのだと思うのです。人間の心の奥底には孤独感があるからこそ連帯感もあると思うのです。人によりどちらが大きいかは異なるでしょうし、年代や環境によっても変わってくるでしょう。しかし、どちらか一つだけということはないと思うのです。心の中にある異なる源泉を使い分け、自分の時間と共感の時間をうまく作りだしていきたいと思います。
 

今日の目標
 自他の区別と融合を意識して生活しましょう


今日の写真
 小野川温泉からのぞむ吾妻山です。雲が天空へと吸い込まれるかのようにい勢いよく昇っていました。なんだか神秘的な一瞬を写真にしました。


2007.03.26:hs-1119:count(4,423):[メモ/自分との対話]
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