甲子の大黒さま
▼自分の部屋を眺めて
誰かの部屋にお邪魔させていただきますと、その人らしい個性で溢れているものです。下手に会話をするよりも部屋を見せてもらった方が、その人を理解できるような気がすることもあります。
アルバムや文集があると思い出を大切にする人なのだろうと感じます。マンガの並ぶ本棚に詩集や哲学書がひっそりと置いてあると、教養や知性といった思わぬ一面をかいま見たような気がするものです。コカコーラなどのおまけを集めているのを見れば、なんだか微笑ましくもなります。釣り竿やカメラなどが置いてあり、程々に趣味の話を聞けば感化されたような気にもなります。並んでいるCDに自分の持っているものがあれば、なんだか親近感が芽生えます。
初対面で話しをしても、なかなか相手を理解するのは難しいように思います。ところが、その人の部屋に入れば不思議となんだか身近に感じれるようになるのかもしれません。それだけ部屋というのは、その人をあらわすものなのかもしれませんね。大人になれば誰かの部屋にお邪魔する機会も少なくなるのですが。
いつも生活している自分の部屋を眺め回してみるのもいいかもしれませんね。熱くなれるものがあるか、楽しくなれるものがあるか、癒してくれるものがあるか、自分の部屋に漂っている雰囲気が、そのままその人の雰囲気なのかもしれません。自分の部屋から、つねに自分が放っている雰囲気を感じることができるかもしれませんね。また、部屋をいじってみると自分の雰囲気を少し変えることができるのかもしれませんね。
注、部屋にお邪魔したときにあまりキョロキョロすると変に思われるので気をつけましょう。
今日の目標
あらためて自分の部屋を眺めてみましょう
今日の写真
小野川温泉の朝日です。ここのところ黄砂の舞う日が続いているのですが、朝はなんとも言えない清らかな空気で満たされているように感じます。そんな空気をお腹いっぱいに吸うと、今日も一日頑張ろうという気持ちになれるから不思議です。
画像 (小 中 大)
2007.04.03:hs-1119
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