甲子の大黒さま
▼木の根の意識
一人でできることでも、あえてみんなですると楽しいものです。一人で効率よくやってしまいたい、みんなの意見を聞きながら進めるのは大変だという思いもありますが、やはりみんなでする共同作業は楽しいものです。
仕事では効率が重視され、それぞれに仕事が任せられることが多いものです。しかし、たくさんの人がデスクを並べる中で、自分一人だけの仕事と時間に没頭してしまっては無機質な仕事になってしまいます。
私は「木の根の意識」が大切なのだと思います。一本の木を支えるためにたくさんの根が張り巡られされています。自分が一人で仕事をしているのではないと思えれば、成功しても謙虚でいられますし、失敗しても孤独に苦しむこともありません。「みんなで」という連帯感は責任の押し付け合いをしなければ、自分を支えてくれる大きな柱になると思うのです。
一人で生きられないからこそ知恵を出し合い力を合わせ、共同で生活しているという思いを持ちたいものです。一人で生きられないからこそ、必要とされる人間なのだ、自分にもできることがあると思えたら幸せです。自分の生活が世の中に貢献していて、多くの人のおかげで自分の生活が成り立っているという、お互い様の気持ちを大切にしたいと思います。
今日の目標
お互い様の意識を大切にしましょう
今日の写真
毎日雪の日が続いています。朝起きるとだいぶ積もっていました。これから久しぶりの除雪です。小町山にある白樺の柵も雪に埋もれていました。
画像 (小 中 大)
2007.03.12:hs-1119
⇒HOME
hs-1119
powered by samidare