甲子の大黒さま

▼若さの秘訣

 20歳で「もう年だ」30歳で「最近の若い者は」という言葉が定着しているようです。体が一つ年をとれば心は三つ年を重ねてしまうほど、ストレスの多い時代なのかもしれませんね。成人して心が還暦というのでは大変です。
 
 木村拓哉さん主演の「華麗なる一族」を見ています。主人公のどんな困難にもあきらめずに向かっていく姿には勇気づけられます。人気のマンガなどでも信念と夢を持ち困難に向かっていくストーリーが読む人を惹きつけるのかもしれませんね。
 
 夢や希望を持てるのは若者の特権だといわれます。夢や希望が努力と忍耐の糧となり、向上へと導いてくれるのだと思うのです。自分の世界を広げていくためには、たいそうな夢ではなくても自分なりの目標を持ち頑張ることが必要なのでしょう。
 
 以前ブログのコメントに書きましたが、八十路を迎える書の師匠は「書道に完成はない、私もまだまだ」とおっしゃいました。なんとお若いことかと感心しました。北村西望さんは百歳の時に、今後二十年間の活動のための準備をされたそうです。葛飾北斎さんも百歳を過ぎてからの自分なりの絵の目標を掲げられたそうです。肉体的な老いはどうしようもありませんが、心はいつまでも若々しくいたいと思います。そして、その秘訣はいつまでも目標を持つ続けることなのかもしれませんね。

今日の目標
 自分なりの目標を持ちましょう

今日の写真
 エルニーニョがなくなり、急に寒さがやって来たようです。朝起きると雪がうっすらと積もっている毎日です。今日の写真は屋根に積もった雪です。京都の石庭の枯山水を思わせる美しさを感じ写真を撮りました。


画像 ( )
2007.03.11:hs-1119

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