甲子の大黒さま

▼本当に求めているもの

 急激な時代の変化の中で、今まで社会の常識とされてきた価値感を受け入れることができずに、苦しくなることはないでしょうか。年齢と共に「しなければならないこと」の強制力が強くなり、「いい年なのだから」という水戸黄門の印籠のような言葉で焦燥感に苦しみます。
 
 たとえ「しなければならないこと」でも今の自分にはできないこともたくさんあります。自分でも十分に分かっていることを、まわりから押しつけられるのが一番苦しいものです。また、本当にしなければならないのかと考えれば、疑問が尽きることがありません。
 
 どうすれば、まわりのプレッシャーから解放されるのでしょうか。もしかしたら、自分の中にある迷いをそのままにしていることが問題なのかもしれません。まわりの人も迷い続ける心を感じるからこそ、口出ししたくなるのかもしれませんね。
 
 自分が心から納得できる信念を持てれば、自然とまわりの人も納得してくれるものなのかもしれません。自分らしい生き方を確立している人は悠々自適に生活しています。私も迷いや苦しみの先にあるであろう、私が本当に求めている自分らしい生き方を模索していきたいと思います。

今日の目標
 自分なりの生き方を考えましょう

今日の写真
 ここ何日かまとまった雪が降りました。春の陽気から一転、吹雪の中での除雪となりました。今日の写真は当山の八重桜です。暖冬の今年は桜前線も早まるかと思っていたのですが、例年通りの雪景色となりました。


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2007.02.17:hs-1119

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