甲子の大黒さま

▼ジェンダーフリー(コメントへの返信)

 プンプンさん、コメントありがとうございます。昨日、厚生労働省の柳沢大臣の「女は子供を産む機械」発言が問題となりました。一国の大臣という重責を担っている自覚を持っていただきたいと思います。私はジェンダーフリーとは女性の方が社会の中で性差別を受けることなく、自己実現と幸せな生活を求めていくための運動だと考えています。ですから、とても尊い運動だと思うのです。
 
ただ、心配なことはジェンダーフリーの運動が過激になると、警戒心が強くなり性差別に対して敏感になってしまいます。世の男共を吊し上げるかのように攻撃的になり、ジェンダーに関心のない同性に対しても敵視するようになるのかもしれません。
 
世の中の偏見や差別と戦うためには相当の覚悟と剣が必要なのかもしれません。ですが、戦いに明け暮れる日々には安息の日は遠いものです。私はジェンダーフリーの運動をされておられる方にこそ、性差別から解放された幸せを実感していただきたいと願っています。そのために必要なのは剣ではなく、性差別に惑わされない心なのかもしれません。

 お釈迦様は悟りを開かれてから、その境地を布教して歩かれました。それと同じように「あなたはどうして、そんなに幸せそうなの」と聞かれて「私の心が性差別から解放されたからですよ」と答えられるようになっていただきたいと思います。ジェンダーフリーの意識は社会の大きなうねりとなり、浸透しつつあります。50年前と比べれば明白でしょう。そして、これから必要となるのは剣ではなく、時間と寛容さなのではないかと私は思います。


今日の目標
 性差別について考えてみましょう

今日の写真
 小野川温泉に昇る朝日です。暗闇の中に新しい太陽が昇ろうとしている瞬間です。今の日本も差別や偏見のない新しい時代へ移り変わっていくことを願い写真を撮りました。

画像 ( )
2007.01.30:hs-1119
[2007.01.31]
御礼 (えーちゃん)
[2007.01.31]
それぞれの戦い (副さん)
[2007.01.30]
再感想 (えーちゃん)
[2007.01.30]
戦わずして勝てれば (副さん)
[2007.01.30]
感想 (えーちゃん)

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