甲子の大黒さま
▼むなしさの中で
普段の生活の中で、ふとむなしくなることがあります。友人と深夜まで騒いで、一人で帰る時。残業が終わり真っ暗な家に帰った時。定年退職の送別会の主役になった時。私達はいろいろな場面でむなしさを感じてしまうのかもしれませんね。
日本人は古来よりはかなさやむなしさに敏感でした。それはむなしさの中に一瞬かいま見える、真実を求めようとしたからなのかもしれません。
美しいものには棘があり、華やかさには影があります。社会が華やかになればなるほど、またその影も大きくなっていくのかもしれませんね。私達はその影に気づいた時に、むなしさを覚えるのかもしれません。
突然に訪れるむなしさは、私達の心の叫びなのかもしれません。その叫びに耳を傾けたいものです。満たされているようで満たされていない現実を知った時に、私達が本当に求めているものが見えてくるのかもしれませんね。
今日の目標
むなしさと向き合いましょう
今日の写真
春を待つ木蓮の写真です。毎年雪に埋もれる山の木々も、今年は雪が少なく楽そうです。例年よりも早いであろう花の季節が楽しみです。
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2007.01.28:hs-1119
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