甲子の大黒さま
▼あたたかい言葉を受け取るために
雪の中で寒さに耐えるシャクナゲの写真です。もし、山の木々や花々が言葉を話すようになれば、私たちは山に行こうとは思わなくなるのかもしれません。静かな自然だからこそ、心が落ち着き癒されるのかもしれませんね。
人間は口を開けば、いろいろな感情が言葉となって出てきてしまいます。悪口・陰口・憎まれ口など、人間は口を開けば争いの種を撒き散らすのかもしれません。人間社会も会話がなくなれば、争いが少なくなり暮らしやすくなるのかもしれません。ストレスの溜まった猫や犬が人間を見て癒されるようになるのかもしれませんね。
「口は災いの元」という言葉があるのに、言い放った後でしか自分の言葉の重さに気づくことが出来ないものです。人間は一日にどれだけの言葉を話しているのでしょうか。もしかしたら、単行本一冊分くらいの言葉を話しているのかもしれません。しかし、そんな意識はありません。
自分の一日の言葉が、「ドンキホーテ」のように人を楽しませたのか、「シャーロックホームズ」のように誰かを追い詰めたのか、「ダンマパダ」のように人を導いたのか、「ファウスト」のように人を堕落させたのか、日頃の言動を考えてみることも大切なのかもしれませんね。人の世は因果応報の世界です。自分の発した言葉が巡り巡って返ってきます。どうせならあたたかい言葉を世の中に巡らせ、それを受け取り幸せな気持ちになりたいものです。
今日の目標
相手を思いやる言葉を心がけましょう
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2007.01.13:hs-1119
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