甲子の大黒さま
▼福を呼び込む七福神
お正月といえば縁起のいい七福神があげられます。いい初夢が見られるようにと枕のもとに置いたり、また一月に七福神巡礼が盛んな地域もあります。
七福神といっても純粋な日本の神さまは鯛と釣り竿を持った恵比須さんお一人です。打ち出の小槌と大きな袋を持つ大黒天、七福神の中では紅一点の弁才天、甲冑に身を包み槍を持つ毘沙門天は最後に天とつきますが、もともとは天部に属する仏様です。大きなお腹を突き出し大きな袋を持つ布袋さんは中国に実在したお坊さんです。中国風の衣装をまとう福禄寿、長い頭で黒い鹿をつれているのが寿老人で共に道教の神さまです。
「笑う門には福来たる」の言葉通りに、七福神が縁起がいいとされるのは、まったく出身の異なる七人の神さまが争うことなく、いつも仲良く笑っているからこそ福を呼び込むことができるのかもしれませんね。
家族といっても現代は考え方も生活もバラバラなのかもしれません。しかし、まったく出身の違う七福神が仲良く笑っているように、家族みんなで仲良く笑いながら新しい年を過ごしたいものです。
今日の目標
家族みんなで仲良く笑いましょう
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2007.01.05:hs-1119
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