甲子の大黒さま

▼不信社会

 最近、思うことの一つにCMや広告に「ただし書き」が多くなっているように感じます。誇大広告を出してただし書きで訂正している場合もあれば、どんなクレームにも対応できるようにという配慮をしている場合もあるようです。
 
 良識や常識といった社会の暗黙の了解がなくなってきているのかもしれません。「書いていなければ分からない」と揚げ足をとる人が多くなっているのでしょうか。
 
 たとえば、何か契約をする際に契約書にすべて目を通して理解したうえでハンコを押す人がどれだけいるでしょうか。しかし、それでもハンコを押すのは相手を信頼するからです。わざわざ弁護士を頼んで契約書をチェックしてもらうことはありません。
 
 相手を信頼できるからこそ安心して生活することができます。電車で隣りに座っている人が強盗ではないと信じられるからこそ、電車に乗ることができるのです。相手を信じられずにいつも身構えているのでは疲れてしまいます。安心して目の前の相手を信じられる、信頼関係で成り立つ社会であって欲しいと願います。

今日の目標
 信頼関係を大切にしましょう

今日の写真
 毎朝同じ時間に起きるのですが、最近は朝日が出る前の暗い時間帯になってしまいました。今日の写真は朝日を背景に雪をかぶるもみじの木です。 


画像 ( )
2006.12.25:hs-1119

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