甲子の大黒さま
▼異常気象の原因
ある日、縁の下が騒がしいので覗いてみるとクマタカが迷い込んでいました。鳥獣保護員の方に来ていただいたのですが、タカはいつも気流に乗って飛んでおり狭い縁の下から飛び出せなくなっていたようです。私の地元では野生の熊が人里に現れることの多い一年でした。山に食べ物がないからこそ、臆病な熊も危険を冒かさなければならなかったのでしょう。
近年、世界中で異常気象が定着しているようです。エルニーニョという言葉もすっかり馴染んでしまいました。北極の氷が溶け出し、集中豪雨やハリケーンなどの自然災害も次々に起こっています。熊もまた自然災害の犠牲者なのかもしれません。
「人心乱れれば天地もまた乱れる」という言葉もあります。天・地・人は密接につながり連動しているのでしょう。たとえば人に注意する時などは、最初はおだやかにやさしく注意します。しかし、何度言ってもダメな場合はだんだんと怒気をはらみ強い口調になってしまいます。
もしかしたら、私たち人間が地球の警告を無視し続けているからこその異常気象なのかもしれません。自然の力は偉大です。それを知るからこそ先人は自然を敬ってきました。宗教の原点も自然崇拝でした。私たちも自然を破壊するのではなく、敬いたいものです。
今日の目標
大いなる自然を敬いましょう
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2006.12.22:hs-1119
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