甲子の大黒さま
▼上手な付き合い方(最終回)
上手な付き合い方@から、ご覧ください。
たとえば家族の中で自分一人だけが幸せになろうとしても、難しいのではないでしょうか。自分との距離が近ければ近いほど運命共同体として、お互いに影響を与え合います。つねに書いていることですが、人間は一人で生きていくことができませんし、一人で幸せになることもできません。幸せを喜ぶことのできる相手が必要ですし、一緒に涙を流せる相手が必要だと思うのです。
人間にとって一番苦しいものは孤独だと思うのです。心と体が元気なときは、あまり孤独を感じることがないのかもしれません。しかし、苦しい時ほど誰かに頼りたくなるのが人間です。だからこそ、誰かの心の支えになっていることが大切なのかもしれません。人を支えるからこそ、自分も支えられる。そして、つねに相手ことを考えられるからこそ、自分のことを思ってくれる人がいるのかもしれませんね。
自分がこの世に一人しかいないように、目の前にいる相手もたった一人の存在です。私たちは無人島で生活しているわけではありませんが、人と人との出会いとは無人島でたった一人の相手と巡り会うようなものなのかもしれません。人知を越えた縁によって巡り会ったことに、何かしらの意味を見出したいものですね。
長い連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日の写真
雪の降らない日が続いていたのですが、昨日から雪が降り始めました。山の木々に雪が舞い降り、きれいに包み込んでいます。雪に覆われた木々もきれいですよ。
画像 (小 中 大)
2006.12.19:hs-1119
[2007.01.24]
気長にいきましょう (副さん)
[2007.01.24]
自分の中の醜い心と向き合う (すずめ)
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