甲子の大黒さま
▼上手な付き合い方@
人の世は不思議な縁の世界である実感させられることがよくあります。考えてみれば、私たちが生まれてくる時にも生まれる場所や時間、そして両親を自分で選んで生まれてきたわけではありません。学校の同級生も会社の同僚もご近所の人も、自分が選んだわけではありませんよね。気づいたら両親がいて、友達がいて、一緒に仕事をする仲間がいたわけです。なにかの縁があったからこそ一緒にいるのでしょうね。
私は京都の大学に四年間通いました。高校の修学旅行で京都を訪れた時には、自分がこの町で暮らし関西弁の友達と付き合うとは夢にも思っていませんでした。しかし、その二年後には京都に住んでいたのでした。本当に世の中とは不思議なものです。
世の中にはたくさんの人がいます。しかし、世の中のほとんどの人とは顔を合わせることも、話しをすることもありません。自分が人生のなかで縁があり出会う人は1000人にも満たないのかもしれませんね。自分の電話帳に1000件を越える登録をしている人はほとんどいないことでしょう。私たちは世の中のごくごく限られた人間としか付き合うことができないのかもしれませんね。そして、人の世の出会いとは人知を越えたものであり、私たちには選択権がないのかもしれないと思うこともあります。
縁によって巡り会った人達と・・・続きは明日掲載します
今日の写真
何の木か分かりませんが、来年の花芽をつけていました。これから厳しい冬を乗り越え、来春には花を咲かせるであろう、この木を見守りたいと思います。
画像 (小 中 大)
2006.12.15:hs-1119
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