甲子の大黒さま
▼長い長い四季
たびたび写真で掲載した当山のもみじも散ってしまいました。鮮やかだったのもつかの間のことだったようです。そしてもみじが散るたびに、私も年をとっていくのだと無常を感じてしまいました。
考えてみれば植物は春の新緑からはじまり秋の紅葉にいたり、葉が散り冬を迎える。そしてまた春を迎えるわけです。まるで一年ごとに生まれ変わっているかのようです。
私たち人間は長い長い四季を生きています。少年・青年・中年・老年と一度きりの、それぞれの年代を生きています。ともすれば忘れてしまうほどに長い四季なのですが、もう二度と戻ることはできません。
人間は十年前に戻ってやり直すことはできません。しかし、十年後に今日の日を後悔しないように生きることはできるのです。自分自身も含めすべてのものが移り変わっていく諸行無常の世の中で、今できることを大切にしていきたいものですね。
今日の目標
十年後に後悔しない一日にしましょう
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2006.11.21:hs-1119
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