甲子の大黒さま
▼「本当の豊かさとは@」
みなさんお久しぶりです。しばらくお休みしていたのですが、また再開したいと思います。先月まで掲載していたブログに行き詰まってしまったので、今度は私なりの考えを連載という形で投稿しようと思います。まずは「本当の豊かさとは」という題で約一週間にわたって書いていこうと思います。今後とも、よろしくお付き合い願いたいと思います。
「本当の豊かさとは@」
あなたは毎日、幸せを実感することができるでしょうか。戦後、日本人は物質的に豊であることが幸せにつながると信じて、一生懸命に働いてきました。その結果、日本は世界第二位の経済大国へと発展しました。私は子供の頃から食べる物がなく空腹で一日を過ごしたことがありません。毎朝、水汲みに行かなくても蛇口をひねれば簡単に水がでます。家の中には家電製品があふれ、便利で快適な生活をすべての日本人が享受しているのではないでしょうか。
そんな豊かな日本で働きたいと貧しい国の人々は、ある人はコンテナに詰められ、またある人は結婚してまで、日本で働くことを夢見ています。では、
幸運にも豊かな日本に生まれた私たち日本人は、今の日本をどのように感じているのでしょうか。
もし、各国の生活満足度調査を実施すれば、日本はどのあたりに位置することになるのでしょうか。
現在の日本は自殺率世界第一位という現実を抱えています。バブル経済が崩壊したからなのでしょうか。しかし、自殺者の大半は心の病によって自らの命を投げ出しているのです。世界でも有数の豊かな国に住みながら、日本人の15人に1人は生涯に一度は心の病に苦しむという数字も出ています。
日本人の多くが生きていくことに疲れているということなのかもしれません。
豊かな日本で豊かさを享受するためにはお金が必要です。そのため、人生の大半を仕事に費やさなければなりません。今は退職してからも仕事を探さなければならない時代です。毎日残業で休日返上で仕事をしなければなりません。「子供が熱を出したので仕事を休みます」とはなかなか言えません。「年老いた両親を病院に連れて行くから仕事を休ませてください」とも言えません。ですから、幼稚園や介護施設は順番待ちの状態になっています。
何でもお金で買える時代なのですが、そのお金を稼ぎ続けるのが大変なのです。
私は日本人が不幸だと決めつけているわけではありません。ただ、もっと心にゆとりを持ち生活していくことができるのではないかと考えているのです。
続きは明日掲載しますので、また見てくださいね。
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2006.10.01:hs-1119
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