甲子の大黒さま

▼守られている私

 京都の嵐山にあった大きな木です。小さな虫や鳥などの生き物を守るかのように枝を広げています。
 
 考えてみれば、一人で生きることのできない状態で生まれ、今日まで生きてきたわけです。一人で生きていると思っていても、多くの人に守られてきたからこそなのではないでしょうか。
 
 生きていれば苦しいこと辛いことがたくさんあります。それらをすべて一人で抱え込むとしたら、とても耐えられないのではないかと思います。
 
 誰かに八つ当たりをする、グチを聞いてもらう、一緒に泣いてもらうことによって、私たちの苦しみや辛さはずいぶん軽くなります。また、誰かのために一生懸命になれるのも、本当はその人に励まされているのかもしれません。たくさんの人に守られているからこそ、私たちは今日も生活できるのかもしれませんね。

今日の目標
 まわりの人に感謝しましょう
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2006.08.20:hs-1119

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