甲子の大黒さま

▼乞食の心

 お釈迦さまの時代、お坊さんはお寺を持たずに遊行の生活をしておりました。野宿と托鉢の生活です。いわば乞食のような生活でした。
 
 私のことを考えてみますと、多くのご縁をいただいて生かされているわけです。自分の命、家族、友人。仕事など、すべていただきものなのかもしれません。
 
 いただいたもので生かされている、誰もが乞食なのかもしれません。ですが、乞食が乞食であることを忘れ、当然のように要求するようになったらおかしいですよね。
 
 「自分のものなど一つもない、すべていただきものなのだ」と考えられたら、どんなにすばらしいでしょう。感謝の心と謙虚さを併せ持ち、欲を抑え人と争わずに生きることができたら、どんなに楽でしょうか。私は乞食の心を持ちたいと思います。

今日の目標
 いただいたご縁に感謝しましょう

副さんからのお知らせ
 明日から一週間、旅行に行ってきますのでブログをお休みさせていただきます


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2006.06.20:hs-1119

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