甲子の大黒さま
▼普通の人
よく事件がありますと、ニュースで近所の人のコメントが流されます。多くの人が「ごく普通の人でした」と答えているようです。
では、普通の人とは、どんな人なのでしょうか。なにも印象に残らないから普通の人なのか、長所と欠点を差し引きすると0になるから普通なのでしょうか。一度、普通の人とお会いしてみたいものです。
写真は小町山のシャクナゲです。同じ花は一つとしてありません。世の中には一人として同じ人間はいないのですが、普通という言葉でひとくくりにしたいのが、私たちなのかもしれませんね。
小学校では個性を尊重しましょうと教えていますが、みんなと同じことができないと問題児となってしまいます。家庭でも普通であることを、子供に求めているのかもしれません。そして、社会では普通という連帯感に安住できるように、自分と同じものばかりを求めてしまうのかもしれません。相手の個性を受け入れられる人間になりたいものです。
今日の目標
相手の個性を尊重しましょう
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2006.05.18:hs-1119
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