甲子の大黒さま
▼愛情と甘やかしの違い
以前、愛情と甘やかしの違いはなんでしょうと聞かれたことがありました。私が思いますに、子供が一人で生きていけるようにするのが愛情だと思います。ですから、厳しいことも言わなければなりませんし、心配に耐えて見守らなければならないときもあります。
甘やかすとは子供の未熟な部分をそのままにして、親が補ってしまうことだと思います。子供はいずれ自立していかなければなりません。写真は苔の写真です。夏の暑いときなどは乾燥し、かわいそうで水をかけてあげたくなります。しかし、水をかけ始めると、つねに水をかけなければ生きられなくなってしまうそうなのです。
わがままを通させれば、我慢することを学べません。嫌なことを変わってあげてばかりいると、好きなことしかできなくなってしまいます。辛い思いをしているときに「あなたのせいではない」と繰り返せば、反省することがなくなってしまいます。
人は誰しも頼られたいという気持ちを持っています。自分の子供ならなおさらでしょう。「この子は私がいなければ」という気持ちをぐっとこらえることも、子供のためには大切なことなのかもしれません。
今日の目標
相手を見守ることを心がけましょう
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2006.05.09:hs-1119
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