甲子の大黒さま

▼感情の共有

最近、「忙しい」が口癖です。でも、眠る暇もないほど、仕事をしているわけではありません。もしかしたら、「頑張っているね」と認めてもらいたいのかもしれません。
 
 お釈迦様がある町に行かれたとき、子供を亡くしとても悲しんでいるお母さんに出会いました。なんとか子供を生き返らせてくださいと懇願するお母さんに、お釈迦様は「この町で死人の出ていない家から、かまどの灰をもらってきなさい」とおっしゃいました。
 
 そのお母さんは喜んで一軒ずつまわっていきました。でも、お葬式を出したことのない家はありませんでした。でも、そのお母さんは誰もが愛しい家族と別れなければならないのだということを悟り、子供の死を受け入れることができたのです。

 私が思うに、一軒ずつまわりいろいろな人と>子供を亡くした悲しみを共有できたからこそ、悲しみが癒されたのだと思います。私たち人間は一人で納得できるほど強くはないと思いのです。だからこそ共感し合える相手が必要なのでしよう。

今日の目標
 共感を心がけ話しましょう

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2006.04.18:hs-1119

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