甲子の大黒さま
▼般若の修行
最後は般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)です。般若とは智慧という意味です。学校の勉強は知識です。知識で人は幸せにはなれません。私たちは幸せの探求者だと思うのです。「本当の幸ってなに」と自分なりの人生哲学を持ち、多くの経験から幸せになるための知恵を磨いていくことが必要なのです。
昨日までに紹介した五つの実践を統合して、人としてより善く生きていくためには、どうしたらよいかを考えることが般若の修行なのです。
今日までに六つの修行を紹介しました。でもお彼岸の期間は一週間ですよね。実はお彼岸の真ん中、二十一日を彼岸の中日といいます。この日は六つの修行すべてを実践する日でした。そのため、明日一日を残して今日でお彼岸シリーズを終わらせていただきます。もし、明日お彼岸の最終日に時間がありましたら、六つの修行を合わせて行ってみてください。
今日の目標
「あなたにとっての幸せとはなにか」考えてみましょう。
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2006.03.24:hs-1119
[2006.03.24]
お坊さんとしては (サットバ)
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