甲子の大黒さま
▼魔法の鏡
伊藤蘇堂さんの「山彦の ような世間を なぜ憎む」という川柳です。
彼は長井の開業医であった人で、当時の山形柳界の第一人者だったそうです。
私たちは自分の心を世の中に映しだしています。幸せな人から見れば、この世はまさに浄土です。しかし、不幸な人から見れば、この世はまさに地獄になってしまいます。この世はたったひとつしかないのですが、十人の人間がいれば、十の世界ができてしまいます。
この世は地獄だと思っている人にとっては、会う人はみんな地獄の鬼になってしまいますし、やることなすこと地獄の苦しみになってしまいます。
この世は自分が思ったとおりの現実になってしまう、心を映す魔法の鏡なのかもしれません。幸せな心で、幸せな世界に住みたいものです。
今日の質問
あなたは今の生活をどのように感じていますか?
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2006.02.18:hs-1119
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