甲子の大黒さま

▼耳が二つある訳

 この写真は絵ではなく、トンパ文字という字なんです。トンパ文字は現在でも中国の奥地で使われている象形文字です。私が書いたのは耳という字です。
 
 この文字が作られた古代から人間の耳は二つあったようです。みなさんは口が一つしかないのに、なぜ耳は二つあるのか考えられたことはありますか。
 それは一つ話したら二つ聞きなさいという意味だと、前に教えられました。私たちは一つ話して一つ聞けるかどうか、二つ話して一つ聞くということもあります。ひどい人なら人の話をまったく聞かないで話す人もいます。でも、それは正しい体の使い方ではないのかもしれませんね。
 
 相手の話を聞くことは相手を理解するうえで大切なことです。「あの人は人の話を聞かない」と言う人に限って、人の話を聞かないということがあるかもしれませんね。
 
今日の目標
 今日はしっかりと人の話を聞きましょう。
 
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2006.02.06:hs-1119

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