甲子の大黒さま
▼最終回
「ボタンの掛け違いシリーズ」も今回が最終回です。続けて見ていただいた方に感謝いたします。人間関係のすれ違いを分かりやすい、たとえ話で表現しようと思ったのですが、難しさを実感しました。まだまだ修行がたりませんね。
私たちはつい相手にすべての責任があると思い込んでしまいます。しかし、今のあなたと相手との関係は「なるべくして、なっている」状態なのです。あなたが抱いている不満と、同じだけの不満を相手も持っているのです。いわば、お互いに支え合いながら、今の不満を作り上げているのかもしれませんね。
誰もが幸せになりたいと思っています。あなたも相手もそうです。しかし、不満ばかりが募ってしまうのは、あなたが悪いわけでも、相手が悪いわけでもなく、ほんの少しお互いの心がすれ違ってしまっているのです。その「ほんの少し」を理解し合えたら、きっと幸せになれると思うのです。ほんの少しの思いやりが大切ですね。
明日の目標
不満を持っている相手を思いやって、一日を過ごしてみませんか。
2005.12.17:hs-1119
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