甲子の大黒さま

▼誰の責任?

 茶碗が欠けてヒビが入ってしまいました。一体、誰の責任でしょうか。私たちは責任の所在をあきらかにしなければ気が済みません。誰かに責任を押しつけるためなのかもしれません。ですから誰もが自分を守ろうと必死なのかもしれませんね。
 なにか問題が起きたときに、間接的であれ自分にも責任があると考えられる人は、成長できる人です。目の前の問題を誰かに押しつけることなく、自分で乗り越えることができるからです。社会、両親、会社、時代などのせいにして、問題解決を放棄してしまえば解決されない問題が溜まっていってしまいます。
 なんの問題もなく順調そうに見える人は、その場で問題を解決する人なのです。荷物が少ないほうが歩きやすいですよね。
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2005.09.22:hs-1119

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