甲子の大黒さま

▼心の掃除

 修行時代は掃除を徹底的にさせられました。四角い部屋を丸く掃かないように、畳の目にそって掃くようにと、ほうきの使い方一つでも怒られたものです。毎日、二時間は掃除をしていました。勤行などが静の修行なら、掃除は動の修行だったのです。
 目に見えるホコリを掃くことは簡単です。しかし、目に見えない心の掃除をすることは、難しいものです。生活していればホコリが溜まるように、心にも日々のストレスが蓄積していきます。あなたはどんな時に、心が軽くなりますか。自分なりに心の掃除をしていきましょう。
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2005.09.09:hs-1119

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