甲子の大黒さま

▼お盆について

 みなさんはお盆のいわれをご存知でしょうか。お釈迦様の十大弟子の一人に神通第一といわれた目連(もくれん)というお坊さんがいました。目連さんはその神通力で亡くなったお母さんを探してみました。すると、お母さんは餓鬼道で苦しんでいたのです。目連さんはお母さんを助けてくれるように、お釈迦様にお願いをします。お釈迦様は弟子たちを集めて、みんなでお経を読み目連さんのお母さんを助けたのでした。これがお盆の始まりであるといわれております。ですから、今日でもお坊さんに来てもらい、ご先祖様の供養のためにお経を読んでもらうのです。
 私たちは一人で生きているのではありません。自分の命がご先祖様から代々受け継がれてきた命だということを、お盆の時期にこそ考えていただきたいと思います。そして、今こうして生きていられることを、感謝していただきたいのです。お祖父ちゃんお祖母ちゃんに、自分のご先祖様の話を聞いてみましょう。それが正しいお盆のすごし方なのです。
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2005.08.12:hs-1119

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