甲子の大黒さま

▼ゆるやかなる時間

小町山で山仕事をしていると、時計がいりません。12時や3時になるとあたりの雑音が消えて、鬼面川(おものがわ)のせせらぎがはっきりと聞こえてくるようになるのです。私たちは時間に追われるように生活しています。それは心に余裕がないことと、今しなければならないことを後回しにして時間を無駄にしてしまうからなのです。小野川にはゆるやかな自然の時間が流れています。時計もカレンダーもいらないような、のんびりした生活をしたいものです。
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2005.07.12:hs-1119

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