甲子の大黒さま
▼上手な付き合い方(最終回)
名前
件名
本文
先日このホームページと出会い、少し生きるのが楽になりました。 私はちょうど一年ほど前、それまで仲良くしていただいていた方と仲違いをし、その人と口を利くことも、顔を見るのも、近くに住んでいることさえ嫌でした。 とはいっても生活圏が同じですから、どうしても顔を合わさないわけにはいきません。 本当に嫌で嫌で、心の中でその人の欠点をばかにしたり、その人の事を快く思わない人たちと一緒に悪口を言ったりして自分の気持ちを落ち着かせていました。自分はああいう人間ではない、と。 顔を見ることですら嫌ですから、道を歩いていて向こうからその人が来ると、なんとか避けて違う道を行ったり、会合などには欠席したり、引越しまで考えたり・・・そうして相手から逃げてばかりいるととても疲れるのです。そしてだんだん腹が立ってくるのです。なぜ自分だけが、こんな思いをしなければならないのか・・・。 そうしているうちにあの人さえいなければ、こんな思いをしなくてすむ、私の目の前から消えればいいとその人やその人の家族の不幸を期待している自分が、とても苦しくなってきました。 なぜ自分はこんなことまで思うようになってしまったのか、どうして逃げようとするのか、どうしてこんなに心が弱いのか。 悩みながらインターネットで答えを探していると、このホームページに出会いました。 「自分がこの世でたった一人であるように、相手もまたたった一人の存在である」この言葉が体の中にすーっと入ってきました。小さいときから「相手を尊重しましょう」「相手を認めましょう」とずっと言われてきて理屈では分かっていても、なかなか実践できませんでした。 自分と同じように相手もまた、色々なことを考えたり悩んだりする人間として尊敬する。ああそうか、と気持ちがとても楽になったんです。その人の人格は尊敬できないけれど、この世で自分と同じたった一人なのだと思うとその人の存在を認められる気がします。 私もとても未熟で、お恥ずかしい話ばかり長々と書いて申し訳ありません。 このホームページでこんなにも生きるのが楽になった者がいるということをお伝えしたかったのです。ありがとうございました。
編集用パスワード(半角英数字4文字)
コメント削除
削除する場合はチェックして下さい
→
記事ページへ
⇒
HOME
hs-1119
powered by
samidare