甲子(きのえね)の大黒さま

 白布峠の夕陽の写真です。連なる山々と夕陽が神秘的ですね。昔は山は神々が住まいし所とされ、現在でも各地に霊山があります。
 当山は山伏の法流を受け継いでいます。山伏は、山の中で修行をします。ひたすら歩き続ける修行は大変です。疲れてくると急な山道を登りながら、「もうダメだ、休憩したい」という自分の弱い心との戦いになります。それでも、重い足を一歩また一歩と進めていきます。
 すると、ある瞬間から疲れも苦しみも感じなくなることがあります。自分と山という区別がなくなり、山と一体になったような感覚です。すべての命がつながり、地球という大きな一つの命の中で生かされているように感じるのです。たとえ一瞬でも、貴重な体験です。みなさんも山に登ってみませんか。

今日の目標
 一日の中で何度も、自分の弱い心と向き合う機会があると思います。今日は負けないようにしましょう。
2005.10.25:hs-1119:[メモ/自然の中で]


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