HPC・番組裏話
▼あかりをつけましょ ぼんぼりに♪
皆さま、こんにちは。編集担当の舘石です★
先日3歳の娘のために、お雛様を飾りました。
さて。雛祭りにつきものといえば「菱餅」ですよね。
赤、白、緑と3色重なった見た目にも華やかな菱餅ですが、
これ、色にちゃんとした意味合いがあるのをご存知でしたか?
もともと菱餅は、昔の中国で
上巳節(3月上旬の巳の日に川で身を清め不浄を祓っていた)に
母子草(ハハコグサ/春の七草のひとつ、御形のこと)を
入れたお餅を食べる風習があり、
それが日本に伝わったものなのだそうです。
「赤」の餅は、解毒作用のあるクチナシで色をつけます。
災いを祓って、健康を祝うという意味があり、
桃の花をあらわしています。
「白」の餅は、血圧を下げる働きのあるヒシという水草の実を入れます。
子孫繁栄や長寿、純潔を意味し、雪をあらわしています。
「緑」の餅は、増血効果のあるヨモギ餅です。
ヨモギは強い香りで邪気を祓うとされ、
健やかな成長を祝うという意味を持ち、新芽をあわらしています。
そして、下から白、緑、赤の順番で、
雪の上に新芽が芽吹き、桃の花が咲き誇っているという
春の情景をあらわしているのだそうです。
(緑、白、赤の場合もあるそうですが、その場合は、
雪の下に新芽が芽吹いているということで・・・。)
なんとも素敵な風景ですねぇ。
とはいえ、いまだ外は真っ白銀世界ですけど・・・(^^;;
その他にもお雛さまやひな祭りには、
さまざまないわれがありますので、
皆さんもぜひいろいろと調べてみて
素敵な桃の節句をお過ごしくださいね★
そして、お雛さまは出しっぱなしにしておくと、
お嫁にいき遅れるなんて話も聞きますのでくれぐれもご注意を!
画像 (小 中 大)
2010.02.22:HPC
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