【開催中】常設展示 後期展「漆作品を中心に」

真っ白に雪化粧した庭園に佇む清遠閣では、常設展示の後期展「漆作品を中心に」を開催中です。

 

江戸時代につくられた大名家や学者ゆかりの蒔絵道具から、現代の工芸家の作品までご覧いただけます。

 

 

蒔絵の絵柄はおめでたいものが多く、新春にふさわし内容です。

 

 

 

酒田出身の漆芸家・本間蕣華の作品は、伝統の技に現代のセンスが融合した見応えある表現です。

 

 

また、床の間や展示ケース内には、掛軸や扇面の絵画作品も展示しています。

 

狩野正信と伝わる貴重な室町絵画。登竜門の画題です。

 

酒田出身の日本画家・根上富治の優美な鶴の絵。

 

岡田米山人、半江親子の山水図や、尾形光琳、円山応挙の大黒・寿老人の図。

 

扇面は、柴田是真と田能村直入の、いずれも梅を画題にした作品です。

 

 

窓から雪の庭園を眺めながら、優美な日本美術の鑑賞をお楽しみください。

※掛軸は2月に入替えとなります。

 

 

2018.01.13:homma-m:[コンテンツ]