保育の目〜子どもの姿から〜

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 A男は、この日が誕生日だったが「2と4の日に誕生日するんだ」と教えてくれた。それを聞いたB男は「2と4じゃなくて、24でしょっ!」とA男の言い方を訂正する。それを聞いたA男はもう一度「24に誕生日するんだよ」と言い直して教師に教えにきた。

〜以前からB男は、比較的文字や数字に興味があり、A男は興味が強い方ではなかった。この事例では、B男が数字の読み方を知っていたため、「24」を「2と4」と言ったA男の言葉を直さずにはいられなかったのだろう。私(保育者)は、まずはA男の話(伝えたい内容)をじっくり聞くことを大切にしたいと考え、あえて数字の読み方を言い直したりはしなかった。しかし、B男に教えてもらったことで数字の読み方を知るきっかけとなった。大人が教えなくても、子ども同士でさまざまなことを学んでいくことを改めて感じた場面であった〜
2013.02.01:hoikunome:count(1,335):[メモ/保育の目]
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