保育の目〜子どもの姿から〜

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 虫探しが大好きなA男、B男。見つけた虫をカップや押し車、バケツに入れては満足そう。家に持って帰りたいと訴える2人に「もし、自分がママやパパと離れ離れになって知らない場所に連れて行かれたらどう?」と話をしてみる。B男は私の言いたいことを察してか「逃がす!」と言い逃がしたが、A男は持って帰りたいという気持ちが強く、頑として逃がそうとせず虫を持って私のもとから逃げてしまう。
 その後、どうするのか離れた場所で見ていると、人があまりいない草むらで「・・・帰っていいよ」という言葉と共に虫を逃がしていた。持って帰りたい気持ちは山々だったと思うが、虫にも自分と同じようにパパやママがいることを知ってこのような行動に出たのではないかと思い、微笑ましい瞬間であった。
2013.01.31:hoikunome:count(1,327):[メモ/保育の目]
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