ハチ蜜の森から
▼坪谷令子展「いのちのカタチは…」のお知らせ(神戸市)
故永六輔さんの絵本『いのち』(理論社/2004)の絵は坪谷令子さんが描かれた蜜ろう画です。
キャンパス全体に蜜蝋を塗り、その蝋を棒などで削り取るように形を描きそこに絵の具を指し、紙をのせてアイロンをかけて蜜ろうを吸い取る時に、予測できない絵の具のにじみを作るそうです。坪谷さんは「蜜ろうによっていのちが運ばれた絵」と表現下さいます。
坪谷さんとは、阪神淡路大震災直後に被災地にキャンドルを運んでいた頃にお会いしました。灰谷健次郎さんの絵本の挿絵を描かれていると聞き、私の蜜ろうを使っていただくことを光栄に思いました。
まもなく『いのち』が出版された時は大変感激しました。永六輔さんも、ラジオで私のことを紹介くださり、お便りも何度も下さいました。山形の八文字屋書店にサイン会で見えられた時は、わざわざお客さんを呼び戻して私を紹介下さいました。私の人生にとって大きな大きな励みになりました。
坪谷さんの蜜ろう画の展示会が神戸で開催されています。残念なことに、私はクリスマス前の大繁忙期のため出かけられませんが、お近くの皆様! ぜひ私の代わりに足を運んでいただけましたら幸いです。
会場:ギャラリー島田 1F deux&trois(神戸市中央区)
会期:11月10日(土)〜21日(水) 11:00-18:00
※最終日は16:00まで
詳しくはギャラリー島田の公式サイト
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2018.11.14:hmc-event
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