抵抗と受容
娘よ、抵抗と受容について。 何か自分にとって良くないことが起こったとき、 心の中には「抵抗」の気持ちが芽生えます。 それは人として正常な反応です。 痛みに抵抗すると痛みは強くなるし、 怒りに抵抗すると怒りは増幅します。 そんでもって反対に受け容れると、 その感情は弱まります。 これも人としては真っ当な作用です。 どっちも人間にとっては大事なセンサーであり、 機能だけれど、ポイントはどう処理するかを 自分で選べるよってとこなんだろうと思います。 さらに抵抗するのか。 一旦受け容れるのか。 あるいは手放すのか。 とっ捕まえて、まな板に上げることが出来た感情は、 案外自分でさばくことができます。 だから、柱の角に足の小指をぶつけたら、まずは深呼吸。 全集中、水の呼吸。
2020.09.15