histoire

貴方とかわらない肩を
並べて歩いた
募ったのは想いじゃない
ただ淋しさに震える私

きっと 近づけば手も届くと
幼い私は手をのばすけど
指先は虚空をかすめ
堕ちて行くだけ

溜息が凍てついても
涙が雪に変わっても
この想い
あなたに伝える術さえ知らない私は
崩れ 歪んで
昇る朝日にすら臆病な
そんな雪うさぎ

日差しが強くて
私を壊してしまうから
私の声を忘れずに
残骸[私]を片付けてしまってください

跡形すらなくなって誰もが私を忘れても
声だけ残っていればいい
声[想い]が残っていればいい
2005.07.17:sasa:[メモ/詩ク]


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