<会員訪問プロジェクト> JA全農・尾本英樹さん

・訪問日:2012.8.1

・訪問先:JA全農 総合企画部震災復興課課長 尾本 英樹さん

入会年月:2011年9月1日   紹介者:木村 紀夫さん
生年月日:1964年4月12日  血液型:AB型(本人曰く、二重人格)
自宅:横浜市 (3年前から単身赴任)
家族:妻 娘さん(大学2年、高校3年)
趣味:お酒 マージャン ゴルフ等 自称“5時から男”

 大企業幹部の異業種交流会にも参加しているが、倫理法人会は自分の夢を実現しようという経営者の情熱に触れることが魅力、刺激になっている。

 今年2月から、JA全農宮城県本部管理部専任部長から総合企画部震災復興課課長に異動し、原発被害を含め、震災からの復興事業に取り組んでいらっしゃる。

 震災による岩手・宮城・福島3県の農業被害額は約8千億円に上り、宮城が62%を占めている。宮城県では農地の1割以上が冠水した。宮城県は25年度までには約8割は営農再開出来そうであるが、福島県は原発事故の影響で約4割は再開の見通しが立っていない状況である。農業の復興には農地の復旧(がれき撤去、除塩)、機械の修繕・購入などの課題に加え、以前からの高齢・後継者不在等の理由もあり、なかなか難しいようである。農業の復興はやはり、JAが大きな役割を担うことが必要であり、JAいかんにかかっていると言っても過言ではないと個人的には思ってる。

尾本さんは震災復興課課長として、その最前線で頑張っていらっしゃる。今後の更なるご活躍を期待申し上げます。

<訪問感想>
 今回の訪問は尾本さん自身の事より、案外知られていない(私も)JAの組織や活動について説明をしていただいた感じでした。
JAグループの組織について、皆さんはご存知でしょうか。

 先ずは組合員(正組合員483万人、準組合員467万人)が所属する市町村段階のJA(農業協同組合、所謂農協)があり、都道府県段階のJA経済連等があり、全国段階でJA全農等がある。全国段階では、その事業内容により、
JA全農・・・経済事業
農林中金・・・信用事業
JA共済連・・共済事業
JA全中・・・指導、農政活動、広報等
が担当しており、その他、厚生事業、出版・文化事業、旅行事業等もしている。

10月以降のモーニングセミナーでお話を御願いしています。乞う、ご期待。
尾本さん、お忙しい中、有り難うございました。
                             文責:宮内
2012.08.09:hirorin:[会員情報]