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<会員訪問プロジェクト>  ビーシック・鎌田洋子さん

<会社訪問プロジェクト>

(株)ビーシック VIE CHIC 社長 鎌田洋子さん

 前職はカー用品販売会社(株式会社ホットマン)の専務。
 
 当時から鍵山秀三郎氏などから学んできた。
 
 洋服が好きで和裁洋裁を学び、好きな物に囲まれてやる仕事というのに憧れて婦人服のお店をスタート。

 15のデザイナーズブランドから仕入れている。

 その中でも、誰でも着れて、飽きのこない、ゆったりした服、それでいて個性が光るようなものを選んでいる。

 常にお店の様子を気にかけるところは、一瞬の気の緩みが命取り、という客商売の
厳しさを知り尽くしているからでしょうか。

会社概要:

・内容  仙台市内に婦人服専門店5店舗 中心はセルバ店

・創業  平成元年

・社員数 22名

・業績 ここ数年右肩上がり。今期もすでに目標を超え、決算が楽しみ。
    各店長がそれぞれ目標を決め、主体的に店舗運営を行っている。

社員教育:

 一人ひとりと個人的ミーティングを行ったり、飲みニケーションで気持ちを通じ合わせている。ただし部下育成は店長を通して、が基本。

 職場の教養は、勤務体系がそれぞれ違って全員が揃う機会がないので、とにかく全員に渡し必ず読むように伝えてある。時々その日のコラムの内容を話題にしたりして、読んでいるかどうかをチェックするようにしている。

 成果は明らか。業績がそれを物語っている。

既存客とのコミュニケーション:

 マスで捉えるのではなく、一人ひとりの個性に合わせたレターをきめ細かく送っている。8割がリピーター。

鶴ヶ丘店:

 これからは、半径500m以内のお客さんで完結できる店づくり、というのが求められる。

 ここはそのモデル的ショップ。ご近所のサロンとしての機能を兼ね備えている。

 自宅の近所にたまたま空店舗が出たので、震災時の社員の居場所の確保という意味でも使えると思いスタートさせた!!
2012.12.18:hirorin:[会員情報]

<会員訪問プロジェクト> JA全農・尾本英樹さん

・訪問日:2012.8.1

・訪問先:JA全農 総合企画部震災復興課課長 尾本 英樹さん

入会年月:2011年9月1日   紹介者:木村 紀夫さん
生年月日:1964年4月12日  血液型:AB型(本人曰く、二重人格)
自宅:横浜市 (3年前から単身赴任)
家族:妻 娘さん(大学2年、高校3年)
趣味:お酒 マージャン ゴルフ等 自称“5時から男”

 大企業幹部の異業種交流会にも参加しているが、倫理法人会は自分の夢を実現しようという経営者の情熱に触れることが魅力、刺激になっている。

 今年2月から、JA全農宮城県本部管理部専任部長から総合企画部震災復興課課長に異動し、原発被害を含め、震災からの復興事業に取り組んでいらっしゃる。

 震災による岩手・宮城・福島3県の農業被害額は約8千億円に上り、宮城が62%を占めている。宮城県では農地の1割以上が冠水した。宮城県は25年度までには約8割は営農再開出来そうであるが、福島県は原発事故の影響で約4割は再開の見通しが立っていない状況である。農業の復興には農地の復旧(がれき撤去、除塩)、機械の修繕・購入などの課題に加え、以前からの高齢・後継者不在等の理由もあり、なかなか難しいようである。農業の復興はやはり、JAが大きな役割を担うことが必要であり、JAいかんにかかっていると言っても過言ではないと個人的には思ってる。

尾本さんは震災復興課課長として、その最前線で頑張っていらっしゃる。今後の更なるご活躍を期待申し上げます。

<訪問感想>
 今回の訪問は尾本さん自身の事より、案外知られていない(私も)JAの組織や活動について説明をしていただいた感じでした。
JAグループの組織について、皆さんはご存知でしょうか。

 先ずは組合員(正組合員483万人、準組合員467万人)が所属する市町村段階のJA(農業協同組合、所謂農協)があり、都道府県段階のJA経済連等があり、全国段階でJA全農等がある。全国段階では、その事業内容により、
JA全農・・・経済事業
農林中金・・・信用事業
JA共済連・・共済事業
JA全中・・・指導、農政活動、広報等
が担当しており、その他、厚生事業、出版・文化事業、旅行事業等もしている。

10月以降のモーニングセミナーでお話を御願いしています。乞う、ご期待。
尾本さん、お忙しい中、有り難うございました。
                             文責:宮内
2012.08.09:hirorin:[会員情報]

<会員訪問プロジェクト> シャンパレス・藤原絹子さん

女はここから♪シャンパレス

藤原絹子 ㈱シャンパレス 代表取締役

業務内容 総合美容エステティックサロン、化粧品、健康食品、
     ホームケア商品、補正下着販売
社 員 数  12名
店  舗 シャンパレスサロン、ホテルモントレ仙台サラ・テレナ
メニュー 【ボディ】   ●ベーシックトリートメント ●石膏パック
             ●オーダートリートメント
     【フェイシャル】●フランス式小顔エステ
     【岩盤浴】   ●岩盤浴 ●ホットヨガ
     【ブライダル】
     【カイロプラクティック】
     【プライベートジム】

<企業理念>
「健康と美しさの物語」をあなたと共に描き続けます
<サービスミッション>
私達は、高度な技術への革新と、更なる美の追求という精神を持って、お客様が望む姿を共にプランニングしながら、一生涯における、「美しさを追求していくパートナー」として共に成長させて頂きます。

<経営思想>
対象が40代・50代中心ということで、私がやってもらいたいことをお店で実現している。つまりこの店の一番のファンは私。
職場は学ぶ場。おかげで社員はみな向上心が高く、女性ばかりだが皆仲がいい。技術ではなくハートで接する。

<採用のポイント>
①素直・感謝力 ②優しさ ③向上心 ④容姿・笑顔(並みならなんとかなります)万人から好かれる姿というものがあるので、素直にそういうアドバイスに従える人なら勤まります。
売上の構成が、施術3割、商品7割。商品を他人に勧めるためには、自らひと通り使ってもらうことが必須となる。

<ビジョン>
本店を分社化し、会長職に就くとともに、モントレ店と健康食品の会社を立ち上げる予定。

・設立:1990/3/14
・住所:仙台市宮城野区榴岡2-1-12 KI小田急ビル6F
・ホームページ:http://www.shanpalace.com/
 (Facebookページもあり)

                            文責:宮内、長谷川

2012.01.27:hirorin:[会員情報]

<会員訪問プロジェクト> ストリートライフ・伊藤淳哉さん

<会員企業訪問>   H23.12.14   長谷川専任幹事と
1.会社名: ストリートライフ 
2. 業 種: 中古車販売
3. 会員名: 代表 伊藤 淳哉  s49.3.29生まれ  富谷町出身
  経歴:仙台商業卒 東京に遊びに行き、そのまま就職。溶接工等を経験。
     地元に戻り、2~3年は社名を持たず、個人で中古車販売を開始。紹介・口コミで繁盛。 欲しい車が宮城になく、買い付け(オークション)開始。

4.会社設立 H13(2000年)1.1 泉区松森に会社「ストリートライフ」設立
       H15 オートヒルズに2店目開業
       H19 仙台新港店に3店目開業
       H21 現在地(富谷町成田)に1店に集約に移転開業
       H22 異業種交流会「言わん会」設立し、代表者となる。2ケ月に1回80人出席。
5. 社員 10名 パート・アルバイト2名
6. 社名への思い  車も道が必要、人生も道を進むようなもの。
7.<企業理念>
われわれは素直な心で車と情報を磨き込む事から最新の価値を生み、車を通したお客様の幸せに貢献できる質高き中古車専門店を目指します。

ステキなクルマとステキな人生を歩む、そして共に成長することがストリートライフのテーマです。

<経営理念>
社員の物心両面の幸せを最大の価値とし、4つの資源(人・物・金・情報)の流れを止めることなく、自立した人材の育成を通して社員の目指す姿を実現する。

人材は、社会に役立ち、会社を伸ばす、自立した人材を育成する。
物は、長く有効に使うために、壊れたことを嘆くのではなく、どう使われたかを常に考える。
金銭は、自らの限界を知る尺度、お金に踊らされることなく、お金を躍らせる。
情報は、目指す未来のために有効な情報を収集し、共有する。
未来の目指す姿を行動の選択基準とする。
8. 社会貢献
・プロバスケット「仙台89ers」応援  ゴールドスポンサーから一般的支援者へ   
・車いすバスケット「宮城Max」応援  練習所の確保、遠征の手伝い、車の寄付
   オイル交換無料等も
9. 大震災
数千万円の損失。(仙台新港の車の流失、店舗の損壊、売上金の回収不能等)
自宅売却(資金の確保、従業員の生活資金の提供)(妻に無断だったため修復に3ケ月)
石巻のお客さんの送り迎え
ガソリン・食糧を新潟へ買い出しし無償提供
10.社員採用のポイント  自分の勘だけ。
「基準は社風に合うかどうか。」 溶接工時代、社風に合わず冷遇される。能力あっても社風に合わず、その人が不幸になってしまうのは避けたい。内で採用しなかったら、他でもっと幸せになれるのではと考える。
11.将来
ハワイ、アメリカへの社員旅行で見たクルマ屋にショックを受ける。車屋らしからぬ車屋。
利潤追求重視と自分の思いとのジレンマあり、自分の思いを実現するために、ここを誰かに引き継がせ、宮城県から出て、新しい事をしたい。
「皆にわらわれますが、最終的にはロサンジェルスでホットドッグ屋をやりたい。」
12.影響を受けた人・事
 (1)将来二人で会社を作ろうと誓っていた友人の自殺  必ず起業すると決意。
 (2)H12年ごろ  元倫理法人会会員のデイーラー社長 「自分だけ儲かってはだめだ」
            車屋の経験なくの開業で、一から指導を受ける。
 (3)藤田 和久さん H17年、売上順調だったワンマン経営に行き詰まり、売上激減。初めて話を初めから最後まで聞いていただいた。「人間が金を稼ぐのだ。金ではない。一緒に変えて行こう」と言われ、嬉しかった。H18年V字回復。

13.車のオークション
 東京、横浜、名古屋、大阪等で開催。1台10秒で決定。
 東京は毎週木曜日、世界1の規模で、1万3千~1万4千台が動く。
 200台くらいを下見する。20~30台を出展する。(2000万円買ったり、売ったり)
年が変わると売れる車が変わる。(新卒者が購入するため) 時期により売れる車が異なる。
買い付けは営業スタッフからの希望も考慮し、社長が決断する。
・若い人の車離れ対策として、「維持費が掛らないように」を重視し、オイル交換永久無料、タイヤ保管無料等を実施。
・1~3月が特に忙しい。5月までで年売り上げの65%売り上げる。
・ 社員用風呂が有る。 シャワーだけでもいいから汗を流して接客するように。


<レポート&感想>
訪問しての第一印象は、失礼ですが、中古屋さんらしからぬ中古屋さんでした。中庭のある、ゆったりとした展示場と大きいガラス面と白い壁で明るく、そして、アーチ型の社屋、まるでカフェかレストランのよう。社員さんの応対もしっかりとしていて、効率性や利潤追求重視に違和感を感じ、“無駄”と言われながらも、お客様・社員さんに喜んでいただけることを大切に考えているという伊藤社長の話を伺い、むベなるかなと納得しました。
前回のシャンパレスさんと共通するのが、社員さんを大切にする姿勢といかにお客さんに喜んでいただくかを大切にしていることです。その最たるものが東日本大震災時、自宅を売却し、社員さんに当面の生活資金を提供したり、2日に1度新潟までガソリンと食料を買い出しに行き、社員さんは勿論お客さんや一般の人にまで配られたとのこと。そんな伊藤社長も熱い思い、堅い決意と行動力で順調に実績を伸ばしましたが、天狗になり、ワンマン経営で生き詰まる経験をされています。そこで出会いがあり、気づき、励まされ、今があるとのこと。
効率・利潤追求という企業の大原則にジレンマを感じ、自分の思いを実現するためのビジョンを温めている伊藤社長の益々のご活躍を祈り、また、長谷川専任幹事と二人だけで聴くのはもったいないと思い、経営者モーシングセミナーでの講話をお願いし、帰途に就きました。
2012.01.17:hirorin:[会員情報]