就活に対する考え方もいろいろだなーと思った件です。
先日ある企業の採用担当者の方と以下の様な話になりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
採用担当者Aさん(以下Aさんと表示):民間の転職支援会社を頼って転職をする人ってどうかと思うよね。
私:どうしてですか?
Aさん:だって、自分で探して応募すればいいんじゃないの?ハローワークにだって求人は出てるんだから、自分で探して応募するっていう行動力が欲しいよね。
私:民間の転職支援会社を使って情報収集するってことも一つの行動ではないですか?
Aさん:民間の会社を頼ってるってことでしょ。自分のことは自分で決めないと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんとなく気持ちもわからなくもないですね。
おそらくAさんはそうして来たのでしょう。そして、現状に満足しているのでしょう。
素晴らしいと思います。
私の考えはAさんと違っていて、積極的に利用すればというスタンスです。それは求職者だけではなくて採用する側もです。
理由は大きく3点・・・
1.情報の間口は多いほうが良い。
2.最終的には本人が決めなくてはならないが、相談出来る人がいたほうがいろんな視点で判断できる。
3.求職者も採用企業もその道のプロではない。キャリアを考えたり、選考方法を考えたり、プロに相談したほうが良いものもありますよね。
ようはやってはいけないのは最終的な意思決定までも頼るということです。
それはAさんが言う、頼っているということだと思います。
そこまでのプロセスに様々な人を絡めるというのは、逆に評価すべきところではと思います。
何でも自分でやっていくのは、カッコはいいですが、周りを巻き込めるということはやっぱり大きな行動力です。
採用企業もそうです。
自分だけでとは、カッコいいようですが、周りを巻き込んでもっといい採用をしようと考えないのかなと思います。
実際人を大切にしている企業は採用に力をいれており、日々様々な採用方法を研究し実施してます。
いろんな方法、いろんなチャンスがあったほうが、結果はいいと思うのですが。