himasinagara

久々にハードカバー本を。

ジャンルもよう分からず購入してしまいました。
半分ミステリーなのかなぁと読み進めて、中盤でようやく違うことに
気がつきました。

大学教授・村川を告発する怪文書の出所をつきとめようと、
助手の三崎ある女性の元を訪ねる。
そこから、「彼」村川にまつわる人々のエピソードが
つらつらと。
怪文書は特に重要ではなくて、周りの人のエピソードが主。
そちらがありきのような気もします。

登場人物の誰にも感情移入することなく淡々と読んでしまいます。
文章力はあるのでそれなりに読んでしまうんです。
各エピソードが最後に収束される訳でもないので読後感は
よいものではありませんでした。
冷めたコーヒーを知らずに飲んでしまったって感じです。
2005.05.16:himasinaga:[メモ/hima]


▼この記事へのコメントはこちら
名前

件名

本文

URL

画像

編集/削除用パスワード
※半角英数字4文字で自由に入力下さい。


手動入力確認イメージ
※イメージ内の文字を小文字の半角英字で入力して下さい。



 ※ 投稿後、すぐに反映されます。