☆置賜文化フォーラム☆

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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


山形県のホームページで北山原殉教跡地が紹介されています。
江戸時代のキリシタン迫害の際に、53名の殉教者をだした地です。
この人数は全国でもっとも多い数だそうです。


置賜文化フォーラムが所在する置賜総合支庁のすぐ近くにこの跡地があります。
冬の間大雪で埋もれてしまっていた跡地ですが、
最近の春日和で、記念碑などが姿を表したので、写真に収めてきました。



53殉教者の名前の中には、3歳の女の子や1歳の赤ちゃんの名前もあります。
歴史の事実として受け止めるにしても、心が痛みます。
53名の人々はこの世を去りましたが、
この事実を忘れないため記念の碑が立ち殉教者の人々を記しています。
命を捧げてもつらぬいたものとは・・・。




北山原殉教跡地を最後に「うさぎ妃」は置賜を出て旅を広げようと思っています。
置賜地域の旅は、優秀な「文化リス」さんが、来てくれたので安心です。
うさぎ妃は、置賜のいろいろなところへ行かせて頂き、置賜の文化に触れ、
置賜の素敵をたくさん発見できたこと、とても楽しい感謝な旅でした。



「文化うさぎの旅」を読んで下さった読者の方々に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。
今まで「文化うさぎの旅」にお付き合い下さり本当にありがとうございました。



うさぎ妃は、これから置賜に限らず、
生きている間に出会った素敵を、
時間が許す限りブログ発信できればと思っています。



今後もどこかで皆様にお出会いできれば幸いです。
今までありがとうございました。










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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


「おいたま雛回廊」は、もうすぐ終了となりますが、最後の駆け込みで、米沢市上杉伯爵邸におじゃましてきました。


他の雛人形展とは少し変わっていた展示でしたよ。
上杉伯爵邸では、伝統的な雛人形はもちろん飾られていましたが、それ以外に、置賜で活躍する現代の匠たちの創った雛人形が展示されていました。


従来のお雛様は、古さの重みがあり伝統を感じさせる良さがあります。

現代の匠たちが取り組んだ雛人形は、従来のお雛様の良さを生かしつつ、
作家さん達の色を出し、創造性豊かなすばらしいお雛様ばかりで感動でした。









置賜には個性あふれる作家さんが活躍されています。
これからもいろいろな作品が創出されることでしょう。


上杉伯爵邸の「現代の匠の雛人形展」は4月3日までとなりますので、
すてきな作品を観るために是非にお出かけしてみて下さい。


上杉伯爵邸
〒992-0052 山形県米沢市丸の内1丁目3-60
電話番号/0238-21-5121
FAX番号/0238-21-5122
開館時間/午前10:00〜午後9:00
休館日/毎週水曜日(4月〜11月まで無休)





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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


置賜では、3月を前後にいろいろな所で昔のお雛様を飾り、「おきたま雛回廊」として昔の文化に触れることができます。


置賜文化フォーラムでは、2月14日に結城豊太郎記念館でのお雛様展をご紹介しました。
http://okibun.jp/log/?l=309979


今回は、米沢市の東光の酒蔵で展示されているお雛様をご紹介します。
日本酒の酒蔵としての伝統的文化が残る貴重な資料館です。
四百余年の歴史を有する小嶋家で代々伝えられてきたお雛様の人形がずらりとならんでいました。
他にも昔懐かしい道具なども展示されいましたので、一部をご紹介します。



江戸時代中期の「享保雛」2種と江戸時代後期から明治の「古今雛」2種の合計4種のお雛様が華やかに飾られていました。





昔ながらの伝統的な和の空間が残る和室に、長年大切にされてきた品々が展示されていました。
日本の良さをじっくり味わうことができ、時代をさかのぼったような錯覚になる心地よい体験でした。


お雛様の展示はもうすぐ終わります。
4月3日までですので、是非に訪れて見て下さい。






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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


こども狂言クラブ春休み発表会が開催されました。
日程)2013年3月20日(水) 午後2時〜
会場)伝国の杜エントランス能舞台


指導)和泉流狂言師 山下浩一先生
主催)公財 米沢上杉文化振興財団
協力)狂言クラブうきたむ


1) 小舞「うさぎ」
2) 小舞「うじのさらし」
3) 狂言「さどぎつね」
4) 狂言「しびり」
5) 小舞「あかつき」
6) 狂言「さどぎつね」
休息
7) 狂言「しびり」
8) 小舞「あかつき」
9) 狂言「ぼんさん」
10) 狂言「こぶうり」


同じ内容のものでも子供たちの配役がかわって違う演技の味をだしていました。







午後4時過ぎまでたっぷり2時間以上の発表会でした。


狂言というと昔の言葉でわかりにくいと思っていましたが、
2時間聞き慣れると、最後は解説無でも話の筋がわかってきて、狂言のおもしろさを味わうことができました。
それを体験できたのも、こども達が多くの時間けいこを積んで、上手に演技してくれたからだと思います。

とても上手ですばらしい発表会でした。


指導してくださった山下浩一先生も、「これだけの演技ができるこども達は他にいないです」と褒めていらっしゃいました。


伝統芸能を守っている子どもたちの姿は美しく輝いていました。
演技してくれた皆さん、お疲れ様でした。






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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


米沢市民ギャラリーで第29回悠美展が開催されました。
会期)2013年3月6日(水)〜11日(月)
会場)大沼デパート米沢店6階 米沢市民ギャラリー


悠美展とは、米沢市退職校長会の美術部での作品展だそうです。
プロとして活躍しておられる方もいて、校長先生を退職されてから、
第二の人生を有意義に過ごし、すばらしい作品を創っていらっしゃいます。


今回は、11人22点の作品が展示されていました。
1点1点をご紹介したいと思います。
(※敬省略)






置賜文化フォーラムの亀岡博会長の作品も2点ありますので、
再度すばらしい作品をご確認下さい。






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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。


皆さん三大うま味成分をご存じのことと思います。
昆布のグルタミン酸、鰹節のイノシン酸、そしてきのこ類のグアニル酸です。
今日は三大うまみの中でも、きのこ類に関するご紹介です。


2013年3月12日午後1時30分より、
置賜総合支庁では森林整備課主催で、「置賜原木きのこ栽培研修会」を開催しました。

今回うさぎ妃は、その研修会を取材させて頂きました。




置賜には、きのこ原木(ほだ木)の原料となる広葉樹が豊富で有効活用ができるそうです。

民有林のうち山形県広葉樹面積の43%が置賜にあり、
きのこの原木に換算すると11億8千本分もあるということです。


ナラ枯れの被害が拡大していると言われています。この原因は昔と比べて、森林の更新、伐採サイクルの崩壊があるということでした。昔もナラ枯れの発生はあったのですが、更新、伐採サイクルの保持がなされていたので、発生しても数年で終息したのです。しかし、昨今は燃料の化石燃料使用が進み、森林の更新、伐採・利用が進まないことがナラ枯れ被害が起こりやすい環境となっているのだそうです。


豊富な広葉樹資源を活かし、森林を元気にするには、有効利用することが大切なのです。
そこで、有効利用のひとつとして「原木きのこ栽培」を広げようという提案です。


原木なめこの経営指標を紹介してくれましたが、栽培して地元産直センターで販売したとして、原木1本から得ることができる利益は、原木を購入した場合でも約45%で、原木を自己調達した場合なら70%も粗利があるのです。
栽培農家の方にも嬉しい数値です。


「山の幸振興対策支援事業」という県の支援もあり、取り組み易くなっているそうです。


坂本幸雄氏から説明の後は、斎藤良次氏がきのこアドバイザーとして、きのこ栽培について現場に関することを指導して下さいました。




多くの方が参加して、皆さん熱心に勉強していました。


斎藤良次氏は、シイタケ栽培の秘策を教えて下さいました。

重要なキーワードは「シイタケは枯れた木に生える」ということだそうです。

このキーワードを見逃してはいけないということで、いかに原木を枯らすかということがポイントで、原木伐採の時期が重要であることを指導しています。

台風が多い9月から10月の紅葉中期、黄色くなった葉に赤い葉が1割程度混ざった頃が一番よいとのことでした。この頃に木を伐採することで、原木をきのこ栽培に適した枯れた木にすることが出来るそうです。


また、きのこ栽培に適した場所は、じめじめした場所の印象がありますが、最も適した場所は、夏に木影に入って弁当を食べたいような、風が通り水はけがよく涼しい場所が最適なのだそうです。


先に記したように、きのこは三大旨味成分を持っています。
同時にビタミンD2という癌にかかりにくい体質をつくる成分が含まれているそうです。
また、繊維食品としてファイバーが豊富で、体に良いことばかりの食品なので、是非に栽培に取組んで下さいと勧めていました。


机上での学習が終わり、次は実習です。
置賜総合支庁の北側駐車場倉庫前で、「原木なめこ稙菌実習」が行われました。

参加者の皆さんは実習で取り組んだ原木は一本持ち帰ることができます。
技術も学べて、おみやげまで付いている企画です。









三月のマウンテン画廊 交流会の様子をご紹介します。

日時)2013年3月9日(土)午後6時から
場所)白鷹町あゆーむ ホールにて





三月のマウンテン画廊交流会でつくった絵画

三月のマウンテン画廊交流会作成絵画






置賜文化フォーラムからのお知らせです。



このたび、「置賜の宝」カタログを発行いたしました。


 置賜地域には、各地に自然や文化、歴史など多くの素晴らしい資源があります。しかし残念なことに、これらの地域資源が一般に知られる機会は限られており、地元の方でも詳しくは知らないということが珍しくありません。
 当置賜文化フォーラムでは、こうした地域資源を一人でも多くの方に知っていただくため、これまで3ヵ年に渡り「置賜の宝」としてホームページ上で情報発信してまいりました。この度、これまで蓄積してきた60件近い「置賜の宝」情報を、学校における学習の資料や観光宣伝の材料、地域情報の検索ツール等としてお役立ていただきたく、カタログという形にまとめました。
 本カタログを入口として、置賜地域内外を問わず多くの皆様に「置賜の宝」情報を利活用いただければ幸いです。


置賜の宝とは・・・

置賜文化フォーラムでは、平成22年7月 から、置賜地域に存在する文化・観光等に関する様々な資源を、地域の方々 との協働により「置賜の宝」として発掘、再評価し、ウェブ上で情報発信す るプロジェクトを進めてきました。
 
歴史・自然・人物・産業など、置賜地域の有形・無形の地域資源を掘り起こ し、今までにない角度から光を当て、新たな切り口で見出した魅力をたっぷ りとご紹介しています。


「置賜の宝」カタログはこちらからダウンロードできます。









三月のマウンテン画廊ー実況報告その3

やきものづくり体験の報告です。
  3月2日(土)13時〜17時 
  講師)金田利之(深山工房つち団子)
  500gの粘土を使って、好きなものを作ります。





三月のマウンテン画廊はいろいろな催しがあり、観るだけでなく、自分も参加できますので、是非にお出かけ下さいね。
詳しくは、三月のマウンテン画廊案内をご覧ください。

次回の実況報告その4は、三月のマウンテン画廊ワークショップの
3点です。
1)てづかまよさんの「みんなでつくる ぬりえアニメーション」
2)川西町地域おこし協力隊
3)山形工科短期大学校の天羽慎之介先生の「東北の木で、椅子をつくろう」

次回を楽しみにして下さいね。







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