東根市土地改良区
▼今年の果樹の花芽の付き具合は?
今年の花芽分化率が北村山農業技術普及課より発表されました。(1月調べ)
りんご【( )内は平年値】
花芽率(%)花芽横径(mm)弱小花芽率(%)花芽枯死率(%)
ふじ 58.9(68.1) 3.1(3.6) 37.5(20.0) 27.4(3.5)
つがる 40.5(76.3) 3.1(3.7) 46.2(17.8) 2.0(0.6)
ラ・フランス 67.4(56.7) 2.9(3.3) 56.8(34.4) 5.5(2.7)
さくらんぼ【( )内は平年値】
単果枝当り花芽数 発芽当り小花数 単果枝当り小花数 小花数枯死率
(個) (個) (個) (%)
佐藤錦 8.5(7.1) 3.0(3.2) 25.6(22.9) 0.1(0.3)
本年の「ふじ」「つがる」は平年に比べ花芽分化率が低く、弱小花芽率が高い傾向にあります。「ラ・フランス」は花芽分化率は平年より高いが、弱小花芽率が多い状況にあります。
花芽の中の花そうが小さい傾向にあり、花芽の質が劣ると考えられるため、剪定の際は注意して下さい。
「佐藤錦」はほぼ平年並みの状況とみられます。昨年の高温の影響で、日当たりのよい上部の枝ほど、雌ずいが2本ある双子花が平年より多くみられます。
画像 (小 中 大)
2011.03.08:higashinet
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