先人たちの偉業を辿る

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5月31日(金)、早いもので5月最終日です。

この日はあいにくの雨となってしまいましたが、4年生の諏訪堰見学を行いました。

 

【諏訪堰頭首工】

諏訪堰頭首工は昭和37年に完成しましたが、約50年後に新しい現在の頭首工に造り替えられ、平成26年3月に完成しました。頭首工でせき止められた水は頭首工の横にある取水口から諏訪堰へと流れていきます。

 

【沼澤伊勢碑、新野和泉碑】

諏訪堰は今から420年ほど前に浅立村の沼澤伊勢と畔藤村の新野和泉によって計画され、当時のお役人の許可をもらって工事に取り組みました。中心となった二人を始め、工事に関係した多くの先人の苦労や努力が今の私たちの生活に繋がっています。

 

【広野稲荷神社】

諏訪堰の道のりを2匹のキツネが導いたとされる伝説が残っています。この神社にはその2匹のキツネがまつられています。神社の中には、新野和泉の像もあります。

 

【畔藤排水機場】

ここは、大雨の時に最上川の水が田んぼに逆流して水没するのを防ぐための施設です。ポンプ1台で、1分間に2リットルペットボトル19,000本の水を汲み上げる能力があります。 が・・・ 令和2年7月の豪雨災害では、ポンプ3台を長時間フル稼働しても田んぼが水浸しになってしまったとのことです。改めて自然の力の大きさに驚かされます。

 

子供たちはこの見学を通して、先人の功績や私たちの生活を支えている方々の工夫や努力を知ることができました。

ご案内・ご協力いただきました、白鷹町土地改良区、置賜総合支庁産業経済部農村整備課、白鷹町農政課、山形県土地改良事業団体連合会 の皆様、ありがとうございました。

2024.06.01:higashinesho3:[のびのび東根っ子]

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