16日(木)、米沢市上杉博物館の学芸員の皆様をお招きし、洛中洛外図屏風出前授業が行われました。
国宝とはいうものの、もちろんお目にかかったのはレプリカ。それでも値段は・・・目が飛び出るくらいの価値のある宝物でした。
洛中洛外図は、狩野永徳の作品で、織田信長が上杉謙信に贈ったものとされ、その豪華さは「さすが!」と、うならせるものでした。
花田学芸員から、豪華絢爛な屏風について、その見所をご説明していただきました。
四季を裏付ける証拠や見つけてほしい建物や人々、そして金色のもくもくしたものが何を表すかなど、見る視点を聞いた後、早速・・・
子供達は目をこらしながら、食い入るように必死になって探し始めました。
「これじゃない?」「この人達泳いでいるからここは夏じゃない?」・・・
「これって何だろう?」「この金色のもくもくは・・・」
フリー学習の時間はあっという間に終了・・・。見つけたこと発表では、たくさんの子供達が自分の思いを発表していました。
四季を裏付ける情景や人々の生活はすべて発見することができました。見事!
そして、気になる金色のもくもくが表すものは・・・
こんな秘密が隠されていました。どっぷりと室町時代の京都に浸った子供達は、大満足の表情でした。
本物ってやっぱりすごい!ぜひ、今度は実際に上杉博物館に足を運んでみてはいかがですか?
最後に、この学習会をコーディネートしてくださった前鮎貝小学校校長の高橋彰先生に心より感謝申し上げます。